<< 揉みおこしはどうして起こる? 肩こりの原因・治療法 >>
ぎっくり腰って?
 ぎっくり腰は、一般的には、重いものを持った際や体幹をねじった時等に起こる急性の腰痛のことを指します。別名は「魔女の一撃」(一度あの痛みを体験した方にはわかると思いますが)。

【原因】  
 この病態の理由としては、腰部に対する急激な負荷による①筋筋膜性腰痛(筋肉痛)、②腰椎関節ヘルニア(骨の中身の一部が飛び出して神経を刺激)、③変形性脊椎症(老化によるねんざ) 等です。
 ただし、夜間の寝ている時等に、急激な激痛に襲われる場合は、尿路結石やガン等の疑いがあるので、医療機関で検査をおこなう必要があります。
 また、加齢等による骨粗しょう症により骨がもろくなると、ふとんの上げ下ろしや植木鉢持ち上げた際などに圧迫骨折が起こり激痛が走ります。高齢者の慢性的な腰痛は事前に注意しておいてください。

【直後の対処】
 ぎっくり腰になったら、あわてて立ち上がらずに、とりあえずその場で横になって安静にしてください。出来れば固い場所ではなく、柔らかいタオルケット鍍や毛布・マットの上で寝かしてください。仰向けよりも横向きに寝かせたほうが、腰の負担は軽くなります。

【温ためたほうがいいのか、冷やしたほうがいいのか】 
 筋肉痛系の場合は固く縮んだ腰の筋肉を温めたほうが、痛みが軽くなることが多いですが、筋肉が強い炎症を起こしている場合や神経痛が強い場合は、冷やしたほうが効果的です。
 どちらがよいのかは、試してみて気持ちのいい方法を選んでください。

【治療法】
 僕の治療院にそのような患者が来た場合は、あわてて揉みほぐさずに、鍼で適度に筋緊張を取ってから、患部の状態を診て、次の判断をおこなうことにしています。
 手技をおこなう場合、ねじれたり固まってしまった患部周辺・体幹部の筋肉を、出来るだけ元の状態に戻しておくことを心がけ、最終的に幹部の施術の有無を決めます。
 特に最初の3日間を安静にして、それ以降は入浴などで腰全体を温めてください。
 また、どうしても腰に負担がかかる作業をしなければならない場合は、”さらし”や”コルセット”などの着用をおすすめします。
 腰の痛みがある程度おさまってきたら、ゆっくりと腰を曲げて、固くなった腰を徐々にほぐしていきましょう。あまり長く安静にしすぎることは、かえって回復が遅れてしまう場合があります。
 
 腰に負担のかかる無理な作業をしなければ(これが一番難しいことですが・・・・)10日位で多くの人は治りますが、長引くと3ヶ月程度腰痛に悩まされる人もいます。
 
 
[PR]
by tairaacp | 2007-10-01 14:00
<< 揉みおこしはどうして起こる? 肩こりの原因・治療法 >>